お手玉は高齢者の方におすすめの遊び
遊びの中には、健康の維持に役立つものがあります。
そのひとつとして高齢者の方におすすめなのが「お手玉」です。
お手玉は昔遊んだことがある人も多いですが、実は子供だけでなく、高齢者にもとても良い遊びです。
お手玉は単に楽しいだけでなく、高齢者の方の脳を元気にする効果が期待できるとされています。
定期的にお手玉をすることで、いつも元気な脳を保つために役立ちます。
高齢者におすすめなお手玉の遊び方
お手玉の基本的な遊び方は「右手でお手玉を投げて左手でキャッチする」という方法が基本です。
高齢者の方はこれをできないことがあるため、まずは片手でひとつのお手玉を投げることから始めましょう。
右手でお手玉を投げて、左手でキャッチします。
これだけでもお手玉をしっかりと認識する必要があり、球を投げるときには腕や手の筋肉も必要とします。
そのため高齢者の方は体や頭をしっかりと使うことができます。
右手だけでのお手玉に慣れてきたら、次は左手で同じことをしてみます。
右手でできても利き手ではない左手で行うのは難しいため、これも良いトレーニングになります。
右手と左手では脳の使う部分が違うため、両方の手でお手玉を投げることでバランス良く脳を鍛えられるようになります。
こうしてひとつのお手玉を投げることに慣れてきたら、次は2つのお手玉を投げましょう。
まずは右手でひとつのお手玉を左手に向かって投げ、左手に持っていたお手玉は右手に移します。
そして左手で落ちてきたお手玉をキャッチしながら、右手でお手玉を再び左手に向かって投げます。
これを繰り返すことで、基本的なお手玉遊びをすることができます。
上手くできるようになると、元気に脳を働かせやすくなります。
さらにレベルの高いお手玉をしたい場合には、手を逆にしてみましょう。
最初に左手で右手に向かってお手玉を投げて、右手に持っていたお手玉は左手に移し替えます。
そして左手で再び投げて、という動作を繰り返します。
この場合は左手を中心に動かすことになるため、右利きの人にはかなり行いにくいです。
ですがこれが良いトレーニングになり、より健康的な脳を保つために役立ってくれます。
お手玉を触ることも効果的
このようにしてお手玉は遊ぶことができ、介護施設の利用者の方と一緒に楽しむのはおすすめです。
音楽などに合わせてお手玉をすれば、健康的で楽しい時間を過ごすことができます。
また、お手玉はじゃらじゃらという手触りがありますが、この手触りを感じるだけでも脳を活性化させる効果があります。
お手玉を投げることに疲れたら、こうして触るのも良いでしょう。
お手玉は高齢者にもおすすめで、手軽に遊ぶことができます。
いくつか用意しておくとさまざまな場面で役立つため、ぜひ生活の中に取り入れてみてください。
人によっては、お手玉に夢中になることもあるかもしれません。