シルバー人材センターを活用しよう
高齢者になっても、仕事をしたいと思うことはあるはずです。
この場合、新聞の広告などに掲載されている求人へ応募するのもひとつの方法ですが、「シルバー人材センター」を利用するのもおすすめです。
シルバー人材センターは「高齢者のために仕事を紹介してくれるサービス」で、都道府県から指定された一般社団法人が運営しています。
企業によってはシルバー人材センターと提携しており、高齢者を積極的に雇ってくれることがあります。
企業は仕事をしたい高齢者の方の需要に応えることができ、高齢者の方は収入を得ると共に社会に貢献することができます。
シルバー人材センターを利用する流れ
シルバー人材センターを利用する場合、まずは登録をする必要があります。
各地域のシルバー人材センターはインターネット上にサイトがあるため、このサイトにアクセスして登録をします。
もしくは直接地域のシルバー人材センターに出向いて手続きをするのも良いでしょう。
仕事をしたいと考える体力があれば、車などでシルバー人材センターへ向かうことはできるはずです。
シルバー人材センターの登録には、住所や電話番号などの情報が必要です。
人によっては「個人情報が本当に守られるのか心配」と感じるかもしれませんが、シルバー人材センター各は都道府県から指定を受けた一般社団法人が運営しているため、個人情報はしっかりと守られています。
登録を終えると面談などで本人の確認や希望する仕事についての相談などがあり、仕事を紹介してもらうことができます。
行う仕事はさまざまで、草むしりや子供の世話、周辺の掃除や地域の見廻りなどを行います。
「これなら自分にできそうだ」と感じる仕事を引き受ければ良いため、無理なく働くことができます。
シルバー人材センターを利用する際の注意点
シルバー人材センターを利用する際の注意点として、「あくまでも仕事はきちんと行う必要がある」ということが挙げられます。
シルバー人材センターでは仕事を紹介してもらうことができますが、引き受けた仕事はきちんと質を保って行わなければいけません。
高齢者の方に仕事をしてもらうとはいえ、シルバー人材センターを利用する人はお金を払っています。
「自分は高齢者だから、あまりしっかりできなくても許してくれるだろう」と考えて働くと、クレームがきてしまう可能性があるため気をつけましょう。
また、シルバー人材センターは積極的に仕事を引き受けて、しっかり働いてくれる高齢者に仕事を依頼することが多いです。
なるべく収入を得たいと思う場合、仕事を頑張ってシルバー人材センターの方へアピールすると良いでしょう。
以上のようにシルバー人材センターは高齢者にとってとても助かるサービスですが、気をつけるべき点もあります。
紹介したポイントを守り、シルバー人材センターで仕事を頑張りましょう。